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環境ニュース[国内]

ラムサール条約、国際ブルーカーボン・パートナーシップに参加

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2017.10.03 【情報源】/2017.09.14 発表

 ラムサール条約が国際ブルーカーボン・パートナーシップに参加したと同条約事務局が発表した。このパートナーシップは、炭素貯蔵庫としての海洋生態系(ブルーカーボン生態系)の重要性を認識し、その保全を目指す取り組みで、2015年12月、パリの気候変動会議で起ち上げられた。発足時に中心になったオーストラリア政府のほか、韓国政府、アラブ首長国連邦の気候変動・環境省、国際林業研究センター(CIFOR)、国際自然保護連合(IUCN)、ユネスコなど、各国政府やNGO、研究機関がパートナーとなっている。
 海洋、特にマングローブ潮汐湿地、海草といった沿岸の生態系は、二酸化炭素の固定を通じ地球の炭素循環に大きな役割を果たしている。こうした生態系が吸収する炭素の量は、陸上の森林の2〜4倍にもなるという。一方、ラムサール条約も、世界の海洋・沿岸湿地が持つ気候調節機能の重要性に光を当て、その保護と再生に重要な役割を果たしてきた。現在、952のラムサール湿地(海洋及び沿岸湿地)が指定されており、その面積は約6855万ヘクタールに及ぶ。【ラムサール条約

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