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環境ニュース[国内]

東京都八王子市、ミクロネシアのごみ削減へ JICA事業で創価大と協力

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2017.10.26 【情報源】地方自治体/2017.09.15 発表

 八王子市は国際協力機構(JICA)や創価大と協力し、南太平洋の島しょ国、ミクロネシア連邦のごみ削減に取り組む。同事業はJICAの「草の根技術協力事業」に採用され、市はJICAと事業契約を結んだ。2019年度まで5回にわたり市職員を現地に派遣するほか、現地職員を日本に招いて研修を行う。
 環境省によると、八王子市は人口50万以上の自治体の中で1人当たりのごみ排出量がもっとも少ない(15年度実績)。市はごみ減量のノウハウを生かし、ミクロネシアの住民への2R(リデュースリユース)の普及啓発や、現地のごみ収集業務改善などに取り組む。
 市と包括連携協定を締結している大学の中から、公募で選ばれた創価大の教員と学生が現地派遣に同行し、2Rに関する調査や普及啓発活動を行う。
 市は、ミクロネシア連邦チューク州に2011〜13年、市職員を青年海外協力隊の一員として派遣したほか、ごみ収集車を寄贈するなど協力してきた。
 石森孝志市長は「ごみ減量のノウハウを生かすとともに、語学力を有した学生が多い創価大と協働し、ミクロネシアの課題解決に努めたい」と話している。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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