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環境ニュース[国内]

JFEエンジ、日清オイリオの全国生産拠点のエネルギー調達から供給までを最適化

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.10.17 【情報源】企業/2017.10.13 発表

 JFEエンジニアリングは、日清オイリオとともに同社の全国生産拠点全体のエネルギー調達から供給までの最適化を実施する。全国に展開する生産拠点を対象に、エネルギーの調達から供給までを同時に最適化する、国内で初めての取り組みという。両社が基本合意した。日清オイリオは2015年度比でCO2排出量が約17%削減できる見込みになる。

 日清オイリオの横浜磯子事業場(横浜市磯子区)と名古屋工場(名古屋市港区)に、JFEエンジがコージェネレーション熱電併給)システムを設置してオンサイトエネルギーサービスを提供する。同サービスは、需要家の敷地にエネルギー設備を設けて電気や熱を供給する仕組みで、供給事業者が設備の保有、燃料調達、維持管理を行う。

 JFEエンジはここの余剰電力と、自社が所有するバイオマス太陽光発電などの電源、送電ネットワークを使って日清オイリオの堺事業場(堺市西区)と水島工場(岡山県倉敷市)に電力を融通する。これによって日清オイリオの生産拠点全体の電力を安定確保する。今後グループ会社を含む日清オイリオの他の生産拠点への拡大も検討する。

 日清オイリオは環境負荷低減と安定した電力の確保を目的に、各拠点で自家発電設備の増強や省エネ活動を進め、今回もその一環となる。CO2排出量の削減に加え、エネルギー調達費用も低減できる。JFEエンジは、省エネを可能にするコージェネシステムや再生可能エネルギーを活用したオンサイトエネルギーサービス事業を推進している。

【JFEエンジニアリング株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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