一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

王子HD、東ティモールを対象にするトイレと水に関するプロジェクトを継続して展開

環境一般 CSR】 【掲載日】2017.10.25 【情報源】企業/2017.10.17 発表

 王子製紙を中核にする王子ホールディングスは、グループ企業でティッシュペーパーやトイレットロールを製造・販売する王子ネピアとともに、東ティモールを対象にするトイレと水に関する取り組み「ネピア千のトイレプロジェクト」を継続して展開する。商品の売り上げの一部で国連児童基金(ユニセフ)の水と衛生の活動を支援する。

 ネピア千のトイレプロジェクトは屋外での排せつの根絶を目指す。今回で10年目となり「第10フェーズ・2017〜2018」として、11月1日〜2018年1月31日に実施する。第10フェーズは東ティモール西部のコバリマ県9村56集落で衛生施設へのアクセスと利用状況を改善し、500人の5歳未満児と家族1650世帯に安全で衛生的な環境を提供する。

 プロジェクト期間中のネピアブランドの各種ティッシュペーパー、トイレットロールの売り上げの一部でトイレ作りを支援するほか、募金も集める。写真家、小林紀晴さんの写真を使用したプロジェクト商品を数量限定で販売するとともに、店舗の協力を受けて店頭でプロジェクトを告知し、世界の水と衛生の問題への関心を高めてもらう。

 プロジェクトを始めた2008年から東ティモールで約1万2700を超える世帯のトイレが完成した。学校、地域のトイレや給水設備も整備され、乳児や5歳未満児の死亡率は減少した。屋外排せつの根絶は、村の全世帯と全公共施設に改善されたトイレへのアクセスがあり、住民全員がトイレを使用して村に屋外排せつの形跡がないことを指す。

【王子ホールディングス株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

プレスリリース