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環境ニュース[国内]

北海道苫前町、風力発電から水素製造・貯蔵 NEDO、豊田通商など実証事業

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2017.11.24 【情報源】企業/2017.09.29 発表

 風力発電の電力から水素をつくり、温浴施設のボイラーの燃料として利用する実証事業が11月下旬から、北海道苫前町の町営風力発電所「夕陽ヶ丘ウインドファーム・風来望」で始まる。
 気象条件により発電量が変動する風力発電の利用率向上のため、電力の一部を水素に変換するとともに、熱エネルギーとして有効利用する新たなシステムの実現とビジネスモデルの構築を目指す。
 同事業は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の実証事業に採択された。NEDOと豊田通商、NTTファシリティーズ、川崎重工業、フレイン・エナジー(札幌市)、テクノバ(東京)、室蘭工業大が実施する。
 NTTファシリティーズが開発した予測システムで翌日の風況と発電量を予測。川崎重工業の水電解装置で水素を製造する。水素にトルエンを化学反応させてメチルシクロヘキサンを生成し、発電所から10km離れた町営の温浴施設「ななかまどの館」にトラックで運ぶ。脱水素装置で水素とトルエンを分離し、水素と液化石油ガス(LPG)をボイラーで混焼し、熱源として利用する。
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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