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環境ニュース[国内]

愛知県豊橋市、バイオマス利活用センター 生ごみや下水汚泥から発電

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2017.11.27 【情報源】企業/2017.10.04 発表

 家庭の生ごみや下水汚泥などをエネルギーとして活用する豊橋市の「バイオマス利活用センター」が本格稼働を始めた。これまで別々に処理されていた下水汚泥し尿浄化槽汚泥、生ごみを集約してメタン発酵処理し、生成したバイオガスを燃料に発電する。
 同センターは市内にある中島処理場の敷地内に整備。PFI(民間資金を活用した社会資本整備)の手法を導入し、JFEエンジニアリングや鹿島建設など4社の共同出資で設立した特別目的会社「豊橋バイオウィル」(豊橋市)が運営する。
 発電設備の年間発電電力量は、一般家庭約1890世帯分の年間使用電力量に相当する680万kWhを見込む。発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、電力会社に売電する。
 佐原光一市長は「530(ごみゼロ)運動の発祥の地にふさわしく、ごみから資源へという取り組みを全国に発信していきたい」と話している。
 市民を対象に、同センターの見学も実施している。時間帯は平日午前9時〜正午、午後1時〜4時(祝日、年末年始を除く)。申し込み、問い合わせは中島処理場(電話:0532-46-2854)まで。
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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