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環境ニュース[海外]

海洋プラスチックごみ対策を求めるヨットチーム、2017年ボルボ・オーシャンレースへ参加

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2017.11.06 【情報源】国連/2017.10.22 発表

 国連環境計画(UNEP)は、世界の海洋を汚染するプラスチックごみへの意識向上を目的に、チーム名「Turn the Tide on Plastic(プラスチックの流れを変えよう)」を帆に掲げたヨットチームが、2017年10月22日から開催されるボルボ・オーシャンレースに参加すると報じた。チームはこのボルボレース史上最年少で唯一の混成チーム。UNEPのCleanSeasキャンペーンの一環として参加する。
 海洋には推定で毎年800万トン以上のプラスチックが流れ出し、海洋生物や漁業、観光に悪影響を与えている。海洋生態系に及ぼす損害は、少なくとも80億ドルに上るという。CleanSeasキャンペーンはこの被害を食い止めるため、政府、産業、市民に対し、使い捨てビニール袋の過剰使用を止め、化粧品などに含まれるマイクロプラスチックを2022年までに廃止するよう呼びかけている。キャンペーンにはこれまでに32か国がキャンペーンに参加している。
 ボルボ・オーシャンレースは世界でもっとも長く過酷なレースといわれる。今回のレースも、スペインのアリカンテからスタートし、4大洋、6大陸を経て、12のホスト都市を訪れながら9か月間をかけて4万5000海里を航海する。【国連環境計画

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