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環境ニュース[国内]

世界気象機関など、航空部門が気候変動の影響に対応する方法を協議

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2017.11.28 【情報源】/2017.11.15 発表

 世界気象機関(WMO)は、2017年11月6〜10日にフランスのトゥールーズで航空気象科学会議が開催されたことを報告した。会議には、航空科学の研究機関、気象サービス提供機関、航空会社などから230人以上が参加し、極端気象、気候変動、自然災害が航空に及ぼす影響への対策を協議した。多数の航空機が飛行する地域における航空機の大幅遅延の4分の3は気象に関連しており、航空事故の半分近くは悪天候下での飛行中に起きている。今後、気候変動によって極端気象が増加し、航空旅行の需要にも影響すると予想されている。会議では最先端の気象科学技術が紹介され、航空部門への導入が検討された。気候変動気候変動性(climate variability)が航空に及ぼす影響に関する特別セッションでは、気候変動が航空機の設計や要求される性能に及ぼす影響について、科学的知見と航空部門が必要とする情報を調整する必要性が確認された。航空部門の拡大と気候変動に対応するため、今後15年間の科学研究の計画方法に関する一連の推奨事項を作成し、閉会した。【世界気象機関

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