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環境ニュース[国内]

東京都、開閉会式のCO2排出ゼロに 東京五輪・パラリンピック

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.12.14 【情報源】地方自治体/2017.10.23 発表

 東京都は、2020年東京五輪・パラリンピックの開会式と閉会式が行われる日の都内の二酸化炭素(CO2)排出量をゼロにする取り組みを行う。都の排出量取引制度を活用し、事業所の「超過削減量」を寄付してもらい排出ゼロを実現する。持続可能な都市・東京を世界に発信する。
 都は10年度から、都内の大規模事業所を対象に、CO2排出量の上限を設定して削減を義務づける「キャップ・アンド・トレード制度」を導入。各事業所が自らの削減対策に加え、排出量取引で他の事業所の超過削減量を購入することで相殺(オフセット)する仕組み。都によると、各事業所がCO2排出量の削減を進めた結果、これまでに約1000万トンの超過削減量が生まれたという。
 都によると、都内で企業や家庭から排出されるCO2は1日あたり約18万トン。都は五輪の開閉会式の7月24日と8月9日、パラリンピックの開閉会式の8月25日と9月6日の計4日間を「東京ゼロカーボン4デイズ in 2020」と名づけ、4日間に排出が想定されるCO2約72万トンを各事業所から寄付された超過削減量で相殺することで排出ゼロとみなす。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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