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環境ニュース[国内]

ヤマト運輸、CCCと相互連携、CCC店舗にオープン型の宅配便ロッカーを設置

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2018.01.11 【情報源】企業/2017.12.25 発表

 ヤマト運輸は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)とサービスの相互連携を始める。両社が合意した。CCCの店舗に、ヤマト運輸が関わるオープン型の宅配便ロッカー「PUDO(プドー)ステーション」を設置し、顧客がいつでも荷物を受け取れるようにする。荷物の再配達が低減でき、その分の輸送に伴うCO2排出量を削減する。

 CCCは、ポイントサービス「Tポイント」を中心にしたデータベース・マーケティングや、商業施設「T-SITE」、書店「蔦屋書店」などの企画を手掛ける。ヤマト運輸は自社の宅配ネットワークとCCCの企画力を合わせ、さまざまな社会課題の解決につなげることにした。最初の取り組みとして、相互の資源を活用したサービスの連携を行う。

 CCCは蔦屋書店や、子会社のTSUTAYAが運営する直営店舗の一部に、4月からPUDOを導入する。柏の葉蔦屋書店(千葉県柏市)、TSUTAYA札幌琴似店(札幌市西区)、TSUTAYA長居駅前店(大阪市住吉区)から順次設置し、その後首都圏の店舗に拡大する。PUDOはヤマト運輸がフランスの宅配ロッカーシステム会社と共同出資して展開している。

 CCCの店舗で宅配便が受け取れ、社会問題になっている再配達の削減につなげられる。一方、ヤマト運輸は4月にTポイントを採り入れる。宅配便の利用者は、荷物の発送やこん包資材の購入の際にTポイントをためたり使用したりできるようになる。PUDOをはじめとした新しい受け取りサービスの体験キャンペーンにもTポイントを活用する。

【ヤマト運輸株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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