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環境ニュース[国内]

TOTO、「ウォシュレット」最上位で公共向けに、電源不要の「エコリモコン」を搭載

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2018.01.17 【情報源】企業/2018.01.11 発表

 TOTOは、温水洗浄便座「ウォシュレット」の最上位モデル「アプリコット」で公共向けモデル「アプリコットP」を2月1日に発売する。電源不要で作動する「エコリモコン」を搭載する。湯切れがなく連続して使用できる“瞬間式”を採用した。不特定多数が利用する公共用に求められる機能を充実させ、維持・管理のしやすさにも配慮した。

 エコリモコンは利用者がボタンを押すたびに発電し、その電力を使用してリモコンを作動させる。そのため、これまで必要だった乾電池の交換や、壁裏の電源工事の必要がなくなる。瞬間式は使う時だけ湯を沸かし、湯が切れることがなく、連続した使用でも安心できる。プライバシーを考慮して擬音装置「音姫」も標準で装備する。

 音姫によって、トイレの音を聞かれないようにするために無駄に流される水を抑え、節水につなげられる。さらに、トイレブースの温度を感知して自動的に暖房便座の機能をオフにする。気温が高いと便座を暖めることがなく、その分のエネルギーが低減できる。除菌成分を含む水や、汚れが付きにくい機能できれいさも長持ちさせる。

 アプリコットPは、ふたの有無など仕様によって11万4000〜17万7000円(税別)の希望小売価格を設定した。ウォシュレットを複数台・複数機種設置している公共トイレの管理・清掃向けの「管理清掃用リモコン」も発売する。温度設定や清掃時のノズル出し・戻し操作が1台で可能になり、作業時間を短縮して管理の手間を低減する。

【TOTO株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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