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環境ニュース[国内]

日本コカ・コーラ、米国親会社が2030年までに全容器を回収・リサイクル

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2018.01.25 【情報源】企業/2018.01.19 発表

 日本コカ・コーラの米国親会社、ザ コカ・コーラ カンパニーは、自社製品に使用するすべての容器を回収・リサイクルする世界的な目標を設定した。2030年までの実現を目指す。廃棄物ゼロ社会に向けた容器に関する新しいビジョンの最重要項目となる。リサイクル可能な素材を全容器に使う取り組みなど、数年にわたって投資を行う。

 投資は地球環境と容器のそれぞれに対して実施する。地球環境への投資では、コカ・コーラが全世界で販売するPETボトルと缶のすべてについて2030年までに回収・リサイクルを実現する。マーケティング力や資金を投じ、地域、飲料業界、取引先、消費者と協力しながら、業界全体で回収・リサイクルを進めて、ごみ問題の解決につなげる。

 容器への投資に関しては、全世界の自社製品容器を100%リサイクル可能にする活動を展開する。リサイクル素材の活用や植物由来樹脂の開発、一層の軽量化を進める。加えて、2030年までにリサイクル素材をPETボトルに平均50%使用することを目標にする。

 廃棄物ゼロ社会を目指すこの取り組みは、サステナビリティー(持続可能性)活動を前進させるため、水資源保護に続いて実施する。世界規模の環境団体などの支援を受け、地域でも容器リサイクルへの消費者の意識を高める。水資源保護は、製品製造に使う量と同等の水の自然への還元を進め、目標より5年早い2015年に達成した。

【日本コカ・コーラ株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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