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環境ニュース[国内]

キヤノン、日経新聞第21回「環境経営度調査」製造業ランキング首位、2年連続

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2018.01.26 【情報源】企業/2018.01.22 発表

 キヤノンは、日本経済新聞社の第21回「環境経営度調査」の製造業総合ランキングで首位を獲得した。2年連続となる。リユースリサイクルやカーボン・オフセットサービスが評価された。評価指標の資源循環が最高点だったほか、全ての指標で高得点となった。2位はコニカミノルタ(前年3位)、3位はデンソー(同4位)が入った。

 環境経営度調査は、環境対策と経営効率の向上に取り組む企業を評価するため1997年から毎年1回実施している。今回は2017年8月下旬〜11月上旬に調べた。製造業は1724社を対象にし、回答した395社を評価した。環境経営推進体制、汚染対策・生物多様性対応、資源循環、製品対策、温暖化対策の各評価指標から総合スコアを算出する。

 各指標の最高点は100点で最高は500点となり、キヤノンは491点を得た。使用済みの複合機やトナー・インクカートリッジをリユースリサイクルする「製品to製品」の取り組みや、オフィス向け複合機と一部のプロダクションプリンターで排出したCO2をゼロとみなすカーボン・オフセットサービスを顧客に提供する活動が認められた。

 キヤノンは2008年に環境ビジョンを策定し、製品1台当たりのライフサイクルCO2を年率3%削減することを目標に掲げた。生産拠点の省エネや、環境負荷が低い輸送手段への転換、製品使用時の消費電力削減、部品のリユース、消耗品のリサイクルなどを進めている。2016年は2008年比で約34%削減し、毎年平均で約5%削減を達成した。

【キヤノン株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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