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環境ニュース[国内]

三重県、「森づくり宣言書」に調印 津市・井村屋と森林整備へ

環境一般 CSR】 【掲載日】2018.02.20 【情報源】地方自治体/2017.12.26 発表

 三重県と津市、食品メーカーの井村屋グループ(津市)は、津市白山町の森林を整備するため「森づくり宣言書」に調印した。県などが進める「企業の森」の枠組みに沿って、同社社員の研修や福利厚生、社会貢献活動の一環として津市内で森林整備を進める。企業の森の活動は今回が47件目。
 井村屋グループは商品の生産過程で雲出川の水を利用している。白山町内の佐田川は雲出川の源流の1つであることから、同社の創業120周年を機に、水を育む森林や川に感謝の意を表そうと、佐田川流域に企業の森を設けた。
 整備するのは白山町内の5.5ヘクタールの山林で、地元の佐田連合自治会が所有する。井村屋グループの商品キャラクターにちなんで「アズキキングの森」と名付け、1月から2022年3月までの4年3カ月間、広葉樹の植栽や森林整備、遊歩道の設置、ビオトープづくりなどに取り組む。
 調印式で井村屋グループの浅田剛夫会長は「長年、雲出川の水の恩恵を受けていることから、今回の活動を通じて環境整備のお手伝いをし、きれいな水に恩返しがしたいと考えている」と意気込みを語った。
  
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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