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環境ニュース[国内]

イオン、持続可能な水産物「MSC認証」を受けた赤魚を発売、日本の小売業で初めて

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2018.02.08 【情報源】企業/2018.01.31 発表

 イオンは、持続可能な漁業で捕られた水産物を示す「MSC(海洋管理協議会)認証」を受けた赤魚「トップバリュ グリーンアイナチュラル MSC認証赤魚(うす塩味)」を、全国のグループ店舗で2月1日に発売した。本州、四国のイオン店以外は2月7日から取り扱う。日本の小売業でMSC認証の赤魚を販売するのはイオンが初めてだ。

 赤魚は煮付けから揚げ物まで幅広いメニューに利用できる白身魚で、かす漬けなど加工品にも使われる。天然魚の漁獲量が減少する中、比較的安定した漁獲を維持している。イオンは乱獲で枯渇しないよう、持続可能な漁法でカナダ、アイスランドで捕れたMSC認証の赤魚に切り替えることにした。産地は商品、時期で異なる。

 同様にMSC認証のサバを使った「トップバリュ グリーンアイナチュラル MSC認証サバ(うす塩味)」を2017年3月に発売したところ好評だったため、赤魚もうす塩味の切り身で商品化した。沖縄県を除く「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」など最大1000店舗で販売する。価格例では切り身2枚で429円(税込み)となる。

 イオンは赤魚をサバに次ぐ定番の白身魚に位置付け、今後冷蔵の煮付け魚、みそ漬け、かす漬けなどの展開を予定する。イオンは「持続可能な調達方針」に基づき、MSC認証や、持続可能な方法による養殖水産物の「asc(水産養殖管理協議会)認証」の品ぞろえを拡大している。MSC認証を21魚種37品目、asc認証を8魚種16品目販売している。

【イオン株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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