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環境ニュース[国内]

イギリス、家庭の暖房からの汚染削減のため情報を募集

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2018.02.15 【情報源】/2018.01.30 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、家庭の暖房のための石炭、無煙炭、固形燃料、湿った木材の使用に関する情報を消費者や企業から募集すると発表した。イギリスでは、家庭の暖房は粒子状物質の主要な発生源となっており、2015年にはPM2.5排出の約40%を占めた。同国は、汚染の少ない暖房用燃料への切り替えを促進するため、1)硫黄分の少ない無煙燃料以外の販売を禁止する、2)湿った木材から乾燥木材へ切り替える、3)無煙固形燃料の硫黄含有量に上限を設ける、4)地域環境を害する継続的な煙の発生に措置を取る権限を自治体に付与する、等を検討している。今回の情報募集は、上記の措置が及ぼす影響を把握することを目的としており、2018年中に公表が予定されている大気浄化戦略案にもこの情報が組み込まれる。なお、家庭での燃焼を禁じることや木材燃焼ストーブの使用や設置を禁じることは検討されていない。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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