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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、ニューヨーク都市圏のディーゼル排出削減に260万ドル助成

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2018.03.05 【情報源】/2018.02.20 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、ディーゼルエンジンによる大気汚染物質の排出を削減するため、ディーゼル排出削減法(DERA)による助成としてニューヨーク都市圏の2団体に計261万4907ドルを交付した。その一つ、ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社には、公社の施設で使う2006年型以前の旧式トラックを、汚染物質の少ない2012年型以降のモデルに交換するため175万ドルを助成。これによる汚染物質の削減効果は窒素酸化物で約246トン、粒子状物質で約16トンと見積もられる。また、コネチカット海事財団にはニューヨーク市内の水路を運航する船舶のディーゼルエンジンの交換に86万4907ドルを助成した。この削減効果は窒素酸化物が約118トン、粒子状物質は約5トンとされる。ディーゼルの排ガスは、喘息や呼吸器疾患など深刻な健康被害の原因となるため、新型エンジンへの交換は健康と大気質の改善に寄与する。EPAは引き続き、有害な大気汚染物質の削減と大気質改善に努めるとしている。【アメリカ環境保護庁】

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