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環境ニュース[国内]

名古屋市、「フードドライブ」普及へ 生物多様性センターで回収

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2018.03.29 【情報源】地方自治体/2018.02.16 発表

 名古屋市は、家庭で手つかずのまま余っている缶詰やレトルト食品などを回収し、福祉団体や施設などに寄付する「フードドライブ」に取り組んでいる。「食品ロス」の削減につなげる。
 農林水産省の推計によると、家庭や店舗から出る食品ロスは年間約621万トン。これは1人1日あたりに換算すると、茶碗約1杯分のごはんの量(約134g)に相当するという。
 回収は、未開封▽1カ月以上の賞味期限が残っている▽包装や外装が破損していない―ことなどが条件。生鮮食品や冷蔵・冷凍食品、瓶詰めの食品などは回収しない。市は提供してほしい食品として、コメ、缶詰、レトルト食品、乾麺、菓子、調味料、ペットボトル飲料などを挙げている。
 食品の回収は、市のなごや生物多様性センターで5月まで定期的に実施する。日時は毎月8〜14日の午前9時半〜午後5時(土曜日、日曜日、休日、祝日を除く)。集まった食品は、NPO法人「セカンドハーベスト名古屋」(同市)を通じて地域の福祉団体や施設、生活に困っている人などに届けられる。
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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