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環境ニュース[国内]

パナソニック、持続可能な漁業の水産物を社員食堂に導入、日本で初の継続提供

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2018.03.07 【情報源】企業/2018.03.02 発表

 パナソニックは、持続可能な漁業で捕られたことを示す「MSC(海洋管理協議会)認証」「ASC(水産養殖管理協議会)認証」を取得した水産物を、本社(大阪市門真市)を含め2カ所の社員食堂に導入する。日本で初めて、社員食堂での継続した提供となる。世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)や供給元企業の協力で実現した。

 持続可能な水産物(サステナブル・シーフード)の認知拡大による消費行動の変革を通じたSDGs(持続可能な開発目標)への貢献を目的にする。本社で3月22日に開始して月1回程度提供する。大阪ビジネスパーク(OBP)=大阪市中央区=の拠点でも3月中に始める。頻度や拠点を順次増やし、2020年に国内の全社員食堂での展開を目指す。

 社員食堂でサステナブル・シーフードを出すことによって、まず社員の理解促進を図って消費行動の変革につなげ、その影響が周囲に広がることを期待している。サステナブル・シーフードは持続可能な生産に加え、加工・流通・販売過程での管理やトレーサビリティー(追跡可能性)の確保について認証を取得しているシーフードを指す。

 MSC認証は持続可能で適切に管理された漁業、ASC認証は環境と社会への負荷を最小限にする責任ある養殖業を認める。どちらも第三者の認証機関が厳格な基準で審査し、WWFジャパンが唯一、持続可能と公認している。パナソニックは、WWFジャパンと約20年間「海の豊かさを守る活動」を続け、生産者に対する認証取得の支援も行っている。

【パナソニック株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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