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環境ニュース[国内]

ドイツ、農地利用のための土地賃貸借契約書に環境配慮を盛り込むモデルプロジェクトを実施

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2018.03.15 【情報源】/2018.03.05 発表

 ドイツ連邦環境省は、農業として利用されている土地の賃貸借契約において環境配慮を取り入れるモデルプロジェクトの開始を公表した。ドイツ国内における農業用地の約60%が、土地所有者が農家に貸し出しているものであり、このモデルプロジェクトでは、農業用地の賃貸に際し、生物多様性の維持、その改善を賃貸借契約書に盛り込むことを目指す。例えば、農薬を使用しない環境に配慮した農業、放牧数の減数といった対策が対象となる。同時に、土地所有者に対する長期的なアドバイスも提供される。プロジェクトは、自然保護団体「NABU」が実施するもので、連邦環境省は、連邦生物多様性プログラムから2023年まで93万5000ユーロを拠出する。【ドイツ連邦環境省】

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