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環境ニュース[国内]

サントリーHD、飲料用PETボトル原型製造での新たなリサイクル技術を共同開発

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2018.03.27 【情報源】企業/2018.03.19 発表

 サントリーホールディングスは、飲料用PETボトルの原型製造“プリフォーム”での新たなリサイクル技術を共同開発した。製造工程を簡略化することでCO2排出量が削減できる。合成樹脂の再生・加工を行うリサイクル原料メーカーの協栄産業(栃木県小山市)や、イタリア、オーストリアの設備メーカーと開発した。

 プリフォームは、PET樹脂から作られる試験管のような形をしたPETボトルの原型で、それを加熱して高圧の空気を吹き込むことでPETボトルに加工する。PETボトルのリサイクルは、ボトルを直接溶かして再利用するのではなく、再生原料になるフレーク(小片)を作ったうえで、さまざまな製品に使う方法を採用している。

 今回「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発した。回収したPETボトルを粉砕・洗浄して作ったフレーク(F)を高温・減圧下で一定時間処理し、溶解・ろ過した後、プリフォーム(P)が直接製造できる。プリフォームの製造までに必要だった結晶化処理や乾燥などの工程が不要になり、CO2排出量を約25%削減する。

 設備を組み立てて長期間検証した結果、均一品質のプリフォームが成型できることを確認した。協栄産業がこの技術でプリフォームを作り、サントリーグループで清涼飲料事業のサントリー食品インターナショナルが扱う商品に、夏以降順次採用する。サントリーグループが進める“環境負荷を抑えるPETボトル開発”の一環で取り組む。
【サントリーホールディングス株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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