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環境ニュース[国内]

スウェーデン、交通を規制する低排出ゾーンの詳細計画を公表

大気環境 交通問題】 【掲載日】2018.04.23 【情報源】/2018.04.04 発表

 スウェーデン環境・エネルギー省は、都市の大気汚染対策となる低排出ゾーン(区域)の詳細な計画を公表した。重量車、乗用車、電気自動車の通行に関し3種類の低排出ゾーンを設け、これらを導入する権限を2020年1月1日から自治体に与える。3種類のうち、一つ目は重量車を規制するもので、この種の低排出ゾーンを設定する権限はこれまでも認められていたため、既に8つの自治体でトラックやバスの低排出ゾーンが導入されている。二つ目は乗用車についての規制で、ディーゼル車など圧縮着火エンジン搭載車両は2020年1月1日からEuro 5以上の排出基準を満たした車両のみ走行でき、2022年7月1日以降はEuro 6を満たした車両のみに基準を引き上げる。ガソリン車など火花点火エンジン搭載車両はEuro 5以上を満たした車両が走行できる。三つ目はもっとも厳しい基準が設けられており、電気自動車燃料電池自動車、Euro 6を満たした天然ガス自動車が走行できる。スウェーデンは今後低排出ゾーンに必要な道路交通法の改正を行う。【スウェーデン環境・エネルギー省】

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