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環境ニュース[海外]

カナダ、持続可能な金融に関する専門家パネルを創設

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2018.04.25 【情報源】カナダ/2018.04.12 発表

 カナダ環境・気候変動省は、環境に優しい成長と気候行動の経済的可能性を引き出すための専門家パネルを創設した。世界銀行によると、パリ協定によって2030年までに世界で23兆ドル近くの気候を考慮した投資の機会が生まれるという。カナダは、2016年に環境に優しい成長と気候変動に関する汎カナダ枠組を採択し、2018年にカナダ全土で炭素価格付け制度を導入することを約束するなど気候行動を進めている。環境に優しい解決策には市場拡大と雇用創出の機会がある。一方、森林火災、暴風雨、洪水など、気候変動に伴い気候関連のリスクも高まっており、投資家や融資会社の適切な金融判断のため、企業は気候関連情報を開示する必要がある。専門家パネルは、持続可能な金融に関連する機会について産業界と協議し、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の作業を土台に気候変動に関連する金融リスクを開示する自主的基準の機会と課題を検討、2018年秋までに政府に勧告を提出する見込み。【カナダ環境・気候変動省】

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