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環境ニュース[国内]

アメリカエネルギー省、太陽エネルギー技術の進歩のため1億550万ドル提供

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2018.05.01 【情報源】/2018.04.17 発表

 アメリカエネルギー省(DOE)は、現在のソーラー技術の発電コストや柔軟性、性能を改善する研究開発の初期段階に計1億550万ドルを拠出すると発表した。DOEのソーラーエネルギー技術局(SETO)が資金提供公募(FOA)を通じて、太陽光発電(PV)と集光型太陽熱発電(CSP)の前進、国内電力網への確実な統合、今後のソーラー産業の人材育成に役立つ約70件のプロジェクトを助成する。
 具体的な助成対象は次の4分野である。
1)太陽エネルギーを安定的に国内電力網に供給する技術:パワーエレクトロニクス、発電プラス蓄電などの技術革新(最大4600万ドル、14件まで)
2)CSPの研究開発:集光器、熱輸送システム等の技術革新(最大2400万ドル、21件まで)
3)PVの研究開発:性能の向上、材料・加工コストの削減等の研究(最大2700万ドル、28件まで)
4)人材育成を通じたソーラー産業の改善・拡大:同産業のデジタル化に対応した人材の増強・育成(最大850万ドル、4件まで)
 特に2)及び3)は、DOEが掲げるCSPとPVの均等化発電原価(LCOE)の2030年目標達成に寄与する。【アメリカエネルギー省】

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