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環境ニュース[国内]

イギリス、新たに41か所の海洋保全ゾーンの指定を計画、意見公募を開始

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2018.06.25 【情報源】/2018.06.08 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、国内に新たに41の海洋保全ゾーン(MCZ)を設置する計画を公表し、意見公募を開始した。海洋環境の保護を目的とするイギリスのブルーベルト計画のもと、イングランドでは2013年に27か所、2016年に23か所のMCZがすでに指定されており、3回目の今回が最後となる。今回計画されているMCZは、イングランド沿岸を囲む39か所と北アイルランド沖の2か所で合計約1万1700平方キロメートルの海域になる。拡大する規模は、これまでのブルーベルト計画で最大である。
 MCZはイギリスの海洋保護区(MPA、Marine Protected Area)の一つで、希少で絶滅が危惧され、国として重要な生物種と生息地を保護する海域として指定される。イギリスのMPAは現在約20万9000平方キロメートル。今回、計画通り指定されれば全体の面積は約22万平方キロメートルとなり、イギリスの沿岸5分の2が保護されることになる。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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