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環境ニュース[海外]

国連環境計画、ルイス・ピュー氏が海洋保護の緊急性を訴えイギリス海峡を横断すると発表

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2018.07.11 【情報源】国連/2018.06.26 発表

 国連環境計画(UNEP)の「Patron of the Oceans(海洋の保護者)」で、長距離泳者であるルイス・ピュー氏は、海洋保護の緊急性に注目を集めるためにイギリス海峡を完泳する計画を発表した。水着だけで同海峡の完泳を試みるのは世界初となる。1日平均5時間、10〜20q泳ぎ、7月12日から8月下旬までかかる予定。同氏はこれまでも水泳と支援活動を通じて、海洋のゴミに関する「クリーン・シー(#CleanSeas)」キャンペーンを支持してきた。世界の海域では、毎年800万トンのプラスチック汚染によって大きな圧力がかけられていると同時に、乱獲、観光、沿岸開発などによる汚染によって、脆弱な海洋生態系に悪影響が及んでいる。ピュー氏は「完全に保護された海洋保護地域では、劣化した海洋が回復する最大のチャンスがあることが明らかになっている」と語っており、この計画を実行することで、海洋保護に関する強いメッセージを送り、イギリス政府に対し、イギリス及び海外領土周辺の海洋保護地域の強化、拡大を求めていく。【国連環境計画

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