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環境ニュース[国内]

(仮称)寿都町風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2018.07.10 【情報源】環境省/2018.07.06 発表

 環境省は、北海道で計画されている「(仮称)寿都町風力発電事業計画段階環境配慮書」(寿都町)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

 この事業は、北海道寿都郡寿都町及び黒松内町において、最大で総出力49,000kWの風力発電所を設置するものである。

 環境大臣意見では、
 (1) 工事計画の検討に当たっては、既設の風力発電設備等の全部又は一部の撤去工事の実施に伴う騒音等の影響に関する調査、予測及び評価並びに環境保全措置の検討を適切に実施すること。これらを行わない場合には、方法書において、その合理的な理由を検討経緯も含めて適切に記載すること、
 (2) 風力発電設備等を住居等から離隔すること等により、騒音及び風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること、
 (3) バードストライクへの影響等の確認を含む適切な調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、適切な環境保全措置を講ずることにより、鳥類への影響を回避又は極力低減すること
 等を求めている。

【環境省】

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