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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、スーパーファンド・タスクフォースの提言によりプログラム改善を推進

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2018.08.09 【情報源】/2018.07.24 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、スーパーファンド・タスクフォースによる同プログラム改善の提言発表から1年間で、提言内容の多くを実行に移しプログラムの改善を進めたと発表した。スーパーファンド・タスクフォースは、同プログラムの改善と合理化の方法を提言することを任務として2017年5月に発足し、その後同年7月25日に提言を発表した。これには、汚染地の浄化と修復の促進、責任当事者による浄化と再利用の再活性化、民間投資の奨励、再開発と地域の再活性化の促進、パートナーとステークホルダーの参加、の5分野で合計42項目の提言が挙げられた。今回EPAは、この提言発表から1年間の進捗を報告した。たとえば、
1)深刻な汚染サイトを収載する全国優先リスト(NPL)の中でも特に重点とするサイトをEPA長官重点リスト(AEL)に挙げ重点的に取り組んでいる。
2)NPLの収載サイトのリストからの部分的あるいは完全な削除により収載サイトを減らす取組については、削除の可能性のあるサイトに注目して完全削除7か所、部分削除2か所を実現した。
 このほか、人々の曝露状況についての情報提供の改善、再開発と地域活性化の促進、第三者投資を促すツールとプロセスの開設などで、進展があったとしている。【アメリカ環境保護庁】

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