一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

(仮称)釜石広域風力発電事業更新計画に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2018.08.22 【情報源】環境省/2018.08.21 発表

 環境省は、岩手県で計画されている「(仮称)釜石広域風力発電事業更新計画計画段階環境配慮書」に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

 本事業は、株式会社ユーラスエナジーホールディングスが、岩手県遠野市、釜石市及び上閉伊郡大槌町において、総出力42,900kW、定格出力1,000kWの風力発電設備43基について、既設の風力発電設備を全て撤去し、総出力は増加させずに、定格出力4,000kW級の風力発電設備最大19基程度に建て替える事業である。

 環境大臣意見では、
  平成20年に既設の風力発電設備でイヌワシがブレードに衝突し死亡していること、
  その後も事業実施想定区域及びその周辺のイヌワシによる採食地としての利用が確認されていること
 から、本事業の実施に伴うイヌワシの生息に対する重大な影響が懸念されることを指摘し、あらゆる環境保全措置を講じてもなお本事業の実施による重大な影響等を回避又は十分に低減できない場合は、本事業の取りやめも含めた事業計画の抜本的な見直しを行うこと等を求めている。

【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース