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環境ニュース[国内]

東芝エネルギーシステムズ、IoT・AI技術を用いた地熱発電所の利用率向上に向けた研究を開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2018.08.23 【情報源】企業/2018.08.07 発表

 東芝エネルギーシステムズ株式会社は、IoT・AI技術を用いた、地熱発電所の利用率向上に向けた研究を行うと発表した。2020年度まで行う予定で、発電所のトラブル発生率20%減、発電所の利用率10%向上を目指す。
 この研究は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の平成30年度「地熱発電技術研究開発」の助成事業に採択されている。

 再生可能エネルギーの導入拡大が望まれる中、世界第3位となる地熱資源ポテンシャルを有する日本では、地熱発電に大きな期待がかかっている。一方、太陽光発電など、他の再生可能エネルギーによる発電コストが下落しており、地熱発電についてもより効率的な発電所運営が求められている。

 今回は、過去やリアルタイムの運転データを分析・評価することにより、運転停止を招くトラブルを事前に予知できるよう、分析ツールを実装する研究や、タービンなどに付着して性能を低下させる物質を抑制する効果的な研究をIoT・AI技術を用いて実施する。

【東芝エネルギーシステムズ株式会社】

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