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環境ニュース[国内]

タンザニア、国内の気候サービス枠組みを開始

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2018.09.06 【情報源】/2018.08.23 発表

 タンザニアは、気候変動と極端気象に対する国内の対応力や回復力の強化に必要な気象・気候サービスの向上をめざす国内の気候サービス枠組みを開始した。枠組みはタンザニア気象庁が陣頭指揮を執るが、部門間の調整を強化し分野横断的な取組や情報に基づく決定を促進するため、政府や社会のさまざまな部門が参加する。
 この枠組みはWMOの「気候サービスのための世界的枠組み(GFCS)」のアフリカ適合プログラムの一環として計画された。このプログラムは、食料生産・健康・防災を目的に2015〜2017年にタンザニアとマラウィで実施された。最先端の科学と伝統的知識を組み合わせ、気候サービスを開発・利用する能力を強化することを重点に、ユーザー主導型の気候サービス開発を支援してきた。
GFCSは、気象予報と、突発的災害(洪水など)の早期警報サービスの向上を基盤とするが、今後はより長期的な気候予測もめざしている。タンザニアのようにGFCSに沿って国別の気候サービス枠組みを設ける国は増加しているという。【世界気象機関

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