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環境ニュース[国内]

東京都練馬区、災害時の電力供給で協力 日産EVを避難拠点の電源に

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2018.10.17 【情報源】地方自治体/2018.08.29 発表

 練馬区は、日産自動車、東京日産自動車販売、日産プリンス東京販売と大規模災害時の電力供給で協力する協定を結んだ。区内の日産販売店が試乗車として配置している電気自動車(EV)を災害時に区へ無償で貸し出し、避難拠点の電源として活用する。
 また、区内の日産販売店に設置されているEV用急速充電スタンドを災害時に区が優先して利用できるようにする。
 区は、防犯のため区内の公園や通学路などを巡回している安全・安心パトロールカー7台をこのほど、日産のEV「リーフ」に入れ替えた。
 区は、区民や事業者が所有するEVなどを提供してもらい、避難拠点の電源として活用する「災害時協力登録車制度」を今年6月に創設。日産はこの取り組みに賛同し、協定締結に至った。
 今後は、EVのバッテリーに蓄えた電力を避難拠点の医療救護所(10カ所)で利用できるよう、外部給電機器を2019年度中に配備する予定。医療救護所は、軽いけがをした被災者に応急処置を行う施設。
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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