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環境ニュース[国内]

川崎市、EVごみ収集車を導入へ 廃棄物発電の電気を活用

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2018.11.16 【情報源】地方自治体/2018.09.18 発表

 川崎市は、廃棄物発電を活用したエネルギー循環型ごみ収集システムを導入する。同市の浮島処理センターの廃棄物発電で得られる電気を敷地内の電池ステーションへ送電し、EVごみ収集車用の交換式電池に充電する。
 JFEエンジニアリング(東京)が開発したシステムを導入し、来年2月の運用開始を目指す。同市の南部生活環境事業所に2台のEVごみ収集車(電池交換型)を導入するほか、浮島処理センターに電池ステーション1基を設置し、同市川崎区のごみ収集に活用する。
 EVごみ収集車は、走行中・作業中に二酸化炭素窒素酸化物の排出がなく、走行時に静かであるほか、EVごみ収集車の交換式電池を災害時に非常用電源として活用できるメリットがある。
 電池ステーションでは、ボタン1つでEVごみ収集車の電池交換(1回約3分)を行うことができるため、電池交換によるごみ収集作業への影響はない。
 市は、同社と2016年3月から廃棄物発電を利用したごみ収集システムの実証実験を行っていたが、一定の成果が得られたことから本格導入を決めた。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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