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環境ニュース[国内]

グローバル・ランドスケープ・フォーラム、ボンで泥炭地保護の取組を共有

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2018.12.18 【情報源】/2018.12.03 発表

 国連環境計画(UNEP)は、2018年12月1〜2日にボンで開催されたグローバル・ランドスケープ・フォーラム(GLF)で、参加者らが世界の泥炭地保護に関する情報や取組を共有したことを報じた。泥炭地はその被覆面積は世界の陸地の3%に過ぎないが、土壌炭素の約3分の1を貯蔵している。泥炭地開発で放出される炭素は、世界の温室効果ガス排出の3%以上を占めるという。途上国にとって農林業のための泥炭地開発は経済的に魅力的な選択肢だが、排水された泥炭地は火災が発生しやすく大気汚染の原因になるうえ、土地の劣化によって塩水侵入や汚染物質の拡散も発生する。フォーラムには、政府、国際機関、NGO、民間部門などから1000人以上が参加した。特にコンゴ盆地キュベット・セントラル地域(中央窪地)の泥炭地は気候変動の緩和のみならず、健康、水、陸上生態系に関する持続可能な開発目標にとって重要であることが協議されたという。GLFは2013年に立ち上げられ、統合型の土地利用のための世界最大のプラットフォームとして機能している。【国連環境計画

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