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環境ニュース[国内]

新苫前ウィンビラ発電所(仮称)に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2018.12.25 【情報源】環境省/2018.12.21 発表

 環境省は、北海道で実施予定の「新苫前ウィンビラ発電所(仮称)環境影響評価準備書」に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

 この事業は、電源開発株式会社が、北海道苫前郡苫前町において、既設の定格出力1,650kW又は1,500kWの風力発電設備19基(総出力30,600kW)について、既設の風力発電設備を全て撤去し、総出力は増加させずに、定格出力4,300kWの風力発電設備8基に建て替えるもの。

 環境大臣意見では、
 (1)本事業の建て替え対象となっている風力発電設備においてオジロワシのバードストライクが発生したこと等も勘案し、専門家等の助言を踏まえ、配置の変更や区域の見直しを含む事業計画の見直しを行うこと、
 (2)騒音等及び風車の影による影響に関しては、適切に環境監視を実施し、その結果、影響が十分に低減できていないと判断された場合には、稼働停止等を含む追加的な環境保全措置を講ずること
 等を求めている。

【環境省】

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