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環境ニュース[海外]

イギリス環境・食糧・農村地域省、街路樹伐採の判断で地域住民の意見を反映する措置を提案

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2019.01.18 【情報源】イギリス/2018.12.30 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、街路樹の伐採手続きにおける透明性と説明責任を高める措置を提案した。提案には、1)自治体は街路樹の伐採に関する判断で地域社会の意見を聞く、2)自治体は伐採や植え直しに関して報告する、3)自治体の樹木・林地戦略の策定を支援する最優良事例ガイダンスを作成する、4)違法伐採摘発と森林景観保護に関する森林委員会の権限を強化する、の4つの措置が含まれている。これらの措置は、都市の樹木が健康や福利、環境上の便益に果たす役割を考慮したものである。イギリスは現政権中に都市部に100万本、全国で1100万本の植樹を約束するなど樹木保護計画を進めている。25カ年環境計画でも樹木の保護と植樹は重要視されている。ゴーブ環境相は「昔から町に根付いている樹木は地域の遺産であり、地域住民の意見を意思決定の中心に据える必要がある」とした。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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