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環境ニュース[国内]

イギリス環境・食糧・農村地域省、ごみ不法投棄に対する新たな罰金制度を施行

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2019.01.21 【情報源】/2019.01.07 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、2019年1月7日に、ごみ不法投棄に対する新たな罰金制度が発効したことを報じた。これによって、有資格ゴミ回収業者を利用せず家庭ごみを不法投棄した場合に最大400ポンドの罰金が科せられるようになる。同時に、自治体が定額罰金通知の運用において罰金制度を公平に施行することを確保するガイダンスを公表した。ガイダンスでは、収益のための罰金を科すべきではなく、軽度の違反では罰金を免除すること、違反者が高齢に伴う病気や障害がある場合を考慮することなどを明確にしている。小規模な日曜大工に関連する廃棄物についても罰金を免除する。88%の自治体は新たな定額罰金通知が不法投棄対処に役立つことに同意しているという。既に自治体には不法投棄に現行犯で罰則を科す権限が与えられており、2017/18年は6万9000件の不法投棄に対し現行犯で罰則が科せられた。こうした取り締まりにより2017/18年には過去5年間続いた不法投棄数の増加がストップしている。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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