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環境ニュース[国内]

兵庫県、県内の温室効果ガス排出量 16年度、前年度比1.6%減

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2019.06.10 【情報源】地方自治体/2019.03.20 発表

 兵庫県は、県内の2016年度の温室効果ガス排出量(速報値)を公表した。二酸化炭素(CO2)換算で約7040万トンとなり、前年度より1.6%減った。同県温暖化対策推進計画の基準年度(13年度)比では6.4%減だった。県は30年度に同26.5%減を目指している。
 部門別の排出量は、産業部門約4572万トン(前年度比1.9%減)、家庭部門約753万トン(同0.4%減)、運輸部門約743万トン(同2.8%減)、業務部門約609万トン(同1.3%減)で、いずれも前年度より減少した。
 県によると、各部門で省エネの取り組みが進み、運輸部門では自動車の燃料消費量の減少、業務部門では照明設備のLED化や高効率空調の導入などにより排出量が減ったとみられる。家庭部門では省エネの取り組みが進んだものの、世帯数の増加などにより削減幅は他と比べると小さかった。
 県は「環境の保全と創造に関する条例」に基づき、排出量の多い事業所の排出抑制計画などを公表している。条例の対象となる1050事業所の17年度の総排出量(速報値)は約3439万トンで、基準年度比10.8%減だった。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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