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環境ニュース[海外]

ボン条約、2019年世界渡り鳥の日は過去最大の成功と報告

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2019.07.01 【情報源】国際機関/2019.06.07 発表

 ボン条約(移動性野生動物種の保全に関する条約、CMS)は、アフリカ・ユーラシア渡り性水鳥保全協定(AEWA)と共催した2019年世界渡り鳥の日(5月11日)は、558件とこれまでに最多数のイベントが70か国で実施される大きな成功であったと発表した。今回のキャンペーンは「プラスチック汚染から鳥たちを守ろう」をテーマに、プラスチック被害を伝える展示や公開講座、清掃活動が数多く行われた。主なイベント事例としては、近年渡り鳥の違法な狩猟が問題となっているレバノンで世界渡り鳥の日の記念切手が発売され、ローマでは渡り鳥の美しさをテーマにしたコンサートが開催された。新聞などメディアにも世界渡り鳥の日に関する記事が多数掲載され、ソーシャル・メディアでも大きな反響を呼んだ。また、国連やAEWAはキャンペーン推進のための動画を制作し、渡り鳥の保護を呼びかけた。
 CMSおよびAEWA事務局は、世界中から多くの支援・賛同を得られたことに感謝を表し、秋に再び行われる2019年世界渡り鳥の日(10月12日)への期待を示した。【ボン条約

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