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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、連邦施設跡地再利用で2019年優良事例賞を発表

環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2019.07.31 【情報源】アメリカ/2019.07.11 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、連邦施設跡地の再利用に関する第2回年間優良事例賞を発表した。同賞はスーパーファンド・プログラムの対象となっている連邦施設跡地の回復と再利用にめざましい成果をあげた事業における、革新的なアイディアと連邦機関・州・部族・地域社会・宅地開発業者の協力を評価する。賞は4部門に分かれ、各受賞事例は以下の通りである。
 1)全国優先リスト(NPL)サイト:ファーナルド保護区(オハイオ州)
  ウラン加工工場跡地を湿地・草原・森林の自然公園に生まれ変わらせた。
 2)NPL記載の基地再編・閉鎖(BRAC)サイト:セシルフィールド海軍航空基地跡地(フロリダ州)
  空港と商業センターが地域の雇用と経済に貢献している。
 3)NPL外のBRACサイト:マートルビーチ空軍基地跡地(サウスカロライナ州)
  国際空港、住宅、公園、スポーツ施設、新技術・航空宇宙産業、ショッピングセンターなどが2万人超の雇用や多額の税収を生んでいる。
 4)NPL外のサイト:デンバー連邦センター(コロラド州)
  軍需工場跡地に、首都ワシントン以外では総職員数が最大の27の連邦機関が集積している。
 EPAが浄化と資産譲渡の任にあたる連邦施設のNPLサイトは現在174カ所ある。【アメリカ環境保護庁】

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