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環境ニュース[海外]

ラテンアメリカ・カリブ海地域気候週間、緊急の意欲的気候行動を呼びかけ閉幕

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2019.09.11 【情報源】国連/2019.08.23 発表

 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、2019年3月のアフリカ気候週間に続き開催されていたラテンアメリカ・カリブ海地域気候週間(LACCW)が8月23日、国別約束(NDCs)の履行とパリ協定の目標達成のためには一層の熱意と連携が必要と確認して閉幕したと報じた。このLACCWは、ブラジルのサルバドールで開催され、ブラジル、アルゼンチン、チリ等の環境大臣や副大臣、政府間組織や国連、民間企業、市民団体の代表者ら約4000人が参加した。
 LACCWはアマゾン地域の熱帯雨林火災の被害を受けるブラジル国民との連帯を表明するとともに、世界の森林の保護は世界全体の責任であること、森林は生命にとって不可欠であること、森林は気候変動対策の重要な一部であることを強調した。閣僚級会合の他、技術的・テーマ別意見交換、研修会等が催され、参加者は現在のNDCsがパリ協定の目標(地球温暖化を1.5℃に抑える努力を追求する)達成には不十分であることを認識し、2020年に向けてNDCs強化への機運が高まった。2020年のLACCWはドミニカ共和国が主催することが決まった。2019年第3回目の地域気候週間は9月にアジア太平洋地域(バンコク)で開催される。【国連気候変動枠組条約】

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