一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

イギリス気象庁、2019年夏季のイギリスは異例の高温多湿だったと報告

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2019.09.24 【情報源】イギリス/2019.09.02 発表

 イギリス気象庁(MetOffice)は、2019年夏季のイギリスの気候について総括した。2019年夏季(6〜8月)の同国の平均気温は15.2℃で1981〜2010年の平均より0.8℃高く、7月25日にはケンブリッジ大学植物園で同国史上最高(通年)の38.7℃が観測された。1910年以降で12番目に高温の夏となり、これまでの暑い夏季は乾燥していることが多かったのに対し、2019年は降水量が多かったことに特徴がある。夏季の降水量が1981〜2010年の平均より特に多かった地域は、チェシャー州(179%)、ノーサンバーランド州(174%)、ダービーシャー州(173%)だった。スコットランドは1985年に次ぐ2番目に降水量の多い夏季だった。イングランド南部とウェールズでは6月に最も降水量が多く、スコットランドやイングランド最北部では8月に最も多かった。日照時間は全国的におおむね平年並みで、最も日照時間が長かったのはケント州(平年の116%)だった。【イギリス気象庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース