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環境ニュース[海外]

国連環境計画、セルビアの汚染土壌浄化への基礎を構築

水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2019.10.25 【情報源】国連/2019.10.07 発表

 国連環境計画UNEP)は、セルビアで2015年から実施してきた汚染土壌の管理改善に向けたプロジェクトを、優先浄化サイトの特定などの成果を上げ、このほど終了した。プロジェクトは、セルビア初の全国規模の土地管理の取組で、UNEPがセルビア環境保護省、環境保護庁とともに実施してきた。資金は地球環境ファシリティ(GEF)とイタリア政府が提供した。
 セルビアでは過去数十年の産業活動と不適切な廃棄物処分によって、銅、水銀などの重金属、特に発がん性が確認されているクロムやカドミウムによる土壌汚染が、環境と人の健康に深刻なリスクをもたらしている。プロジェクトでUNEPは国内の32か所の土壌、水、堆積物を分析し、優先的に浄化作業を実施すべき14か所を特定した。また今後政府が浄化作業を進められるよう優先浄化サイトを決める基準の設定や、地元当局が土壌の質をモニタリングしデータを国へ提出するための研修など能力構築も実施した。今後、資金が得られれば、汚染浄化と土壌の質改善を進め、生態系と人の健康への影響の緩和に取り組むという。【国連環境計画

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