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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、五大湖回復の新5か年計画を公表

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2019.11.07 【情報源】アメリカ/2019.10.22 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、五大湖回復イニシアティブ(GLRI)の第3期5か年行動計画を公表した。GLRIは五大湖の保護・回復を促進するため2010年に立ち上げられた。1)有害物質と懸念地域、2)外来種、3)非点源汚染、4)生息地と種、5)将来の回復のための基盤構築、の5つを重点領域とし、飲料水、魚介類、水辺のレクリエーション活動の安全性確保、有害藻類ブルーム防止、健全な生態系機能の回復などの長期目標を設定している。GLRIの第1期と第2期では、多数の環境汚染が改善され、プレスク・アイル湾、ディアー湖、ホワイト湖を懸念地域のリストから正式に外すことが可能になった。また、エリー湖西部、サギノー湾、グリーン湾で有害藻類ブルームの原因である過剰リンを軽減する事業にも資源を提供した。GLRIには経済的便益もあり、2018年のミシガン大学による調査では、2010〜2016年にGLRI事業に投資した連邦資金1ドルにつき、2036年までの期間に五大湖地域で3.35ドルの経済活動が生まれると予測されている。【アメリカ環境保護庁】

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