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環境ニュース[国内]

業務用冷凍空調機器からのフロン類充填量及び回収量等の集計結果を公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2019.12.23 【情報源】環境省/2019.12.20 発表

 環境省及び経済産業省は、平成30年度における、フロン類を充填、回収、再生した量、第一種フロン類再生業者やフロン類破壊業者に引き渡した量等を各都道府県でとりまとめた報告をうけ、その集計結果を公表した。

 充填されたフロン類の量は、約5,461トン(対前年比約233トン増)、充填された業務用冷凍空調機器の台数は約56万台(約0.5万台増)であった。
 回収されたフロン類の量は約5,216トン(約121トン増)、回収された業務用冷凍空調機器の台数は約155万台(約3.0万台増)であった。
 廃棄時のフロン類回収率は推計値で約39%(前年度は約38%)であり、一定の向上はみられるものの、10年以上3割台で低迷している。
 ユーザー(機器の管理者)がフロン類を回収し充填回収業者へ確実な引渡しを行う取組を進めるよう罰則規定を強化するなど、都道府県による指導監督の実効性を向上させる新たなスキームを設けるとともに、フロン回収が確認できない機器については廃棄物リサイクル業者等が引き取ることを禁止する仕組みを新たに整備しており、その確実な施行等により、回収率の向上を図るとしている。

【環境省】

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