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環境ニュース[国内]

中部国際空港沖公有水面埋立事業に係る環境影響評価書に対する環境大臣助言を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2019.12.24 【情報源】環境省/2019.12.23 発表

 環境省は、「中部国際空港沖公有水面埋立事業環境影響評価書」に対する環境大臣助言を愛知県知事及び常滑港港湾管理者に提出した。

 この事業は、国土交通省中部地方整備局が、愛知県常滑市セントレア地先の海域、約290haを、名古屋港の港湾整備に伴い発生する浚渫土砂等を処分するために埋め立てるもの。

 環境大臣助言では、
 (1)本事業の埋立てに伴う海生生物の生息・生育環境の場の消失による影響について、埋立区域の場の重要性を踏まえ、適切に予測・評価し、評価書に記載すること、
 (2)環境保全措置として実施する埋立面積の縮小については、客観的な根拠を踏まえた対策の有効性について、評価書に記載すること、
 (3)環境保全措置として実施する緩傾斜式護岸については、岩礁性藻場を造成することについても評価書に記載し、今後の具体化に当たっては、客観的かつ科学的に検討すること、
 (4)環境監視調査結果の公表、将来的な埋立処分量の可能な限りの削減
 等を求めている。

【環境省】

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