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環境ニュース[国内]

アサヒグループ研究開発センターに「CO2分離回収試験装置」を導入

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2020.01.16 【情報源】企業/2019.12.23 発表

 アサヒグループホールディングス株式会社は、独立研究子会社であるアサヒクオリティーアンドイノベーションズ株式会社が、CO2排出のさらなる削減を目指し、アサヒグループ研究開発センターに「CO2分離回収試験装置」を導入し、2020年1月より実証試験を開始すると発表した。
 「CO2分離回収試験装置」は東芝エネルギーシステムズ(株)の装置で、CO2を低温時に吸収し、高温時に放出する特性を持つ吸収液を用いることで排出ガスの中からCO2を分離させ高効率に回収することができるもの。
 アサヒクオリティーアンドイノベーションズは、「CO2分離回収試験装置」を活用し、約1年半の期間、ボイラによる排出ガスからのCO2回収性能、コスト採算性等を図る実証試験を行い、工場への展開の可能性について評価していく。さらに、今後は回収したCO2の酒類・飲料への活用やその他の用途開発に取り組んでいく予定。

 アサヒグループでは、2050年までに事業活動における環境負荷「ゼロ」を目指すために、再生可能エネルギーの活用や、ビール工場排水由来ガスを利用した燃料電池の実証試験、燃料転換などの省エネルギーを推進しCO2排出量削減に取り組んでいる。

【アサヒグループホールディングス株式会社】

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