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環境ニュース[海外]

欧州環境庁、欧州の再生可能エネルギー消費は継続的に成長と報告

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2020.01.16 【情報源】EU/2019.12.19 発表

 欧州環境庁(EEA)は、欧州の再生可能エネルギーの展開に関するブリーフィングを公表した。それによると2005年以降、再生可能エネルギー利用は成長を続け、2018年のEUの最終エネルギー消費に占める割合は暫定推定値で18%に達し、2020年までに20%という目標が実現可能なところまできている。再生可能エネルギーの伸びは、温室効果ガス排出削減に大きく貢献した。2005年以降の再生可能エネルギーの成長がなければ、温室効果ガス排出は2018年には実測値よりも11%高かったとみられる。また二酸化硫黄窒素酸化物などの大気汚染物質の排出削減にも貢献したが、化石燃料に代わって家庭の暖房に使われる固形バイオマスの燃焼が非効率なために、粒子状物質と揮発性有機化合物の排出は増加した点に注意が必要だとブリーフィングは指摘している。【欧州環境庁】

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