一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

ノルウェー気候・環境省、「緑の気候基金」への拠出金倍増を発表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2020.02.12 【情報源】ノルウェー/2020.01.23 発表

 ノルウェー気候・環境省は「緑の気候基金(GCF)」に、2020〜2023年の間に32億ノルウェークローネ(NOK:約384億円)を拠出すると発表した。年間拠出額は2015〜2019年の4億NOK(約48億円)から2倍の8億NOK(約96億円)となり、多国間の気候組織へノルウェーが行った資金提供としては過去最大となる。これにより、ノルウェーの同基金への拠出額は第6位、国民一人当たりの額としては第3位となった。
 GCFは、2010年に国連気候変動枠組条約(UNFCCC)によって設立されたもので、その目的は資金を提供することによって、開発途上国温室効果ガスの削減や気候変動適応努力を支援し、低排出で気候回復力のある開発を推進することにある。GCFはこれまで124のプロジェクトを支援し、総額56億ドルの資金を提供して、206億ドルの投資へとつなげている。これらのプロジェクトは、二酸化炭素換算で16億トンの温室効果ガスの排出を回避し、約3億4800万人の気候回復力を高めると期待される。GCFの最初の資金補充は2019年に行われ、途上国を含む27か国が総額約100億ドルの新たな資金提供を約束している。【ノルウェー気候・環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース