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環境ニュース[海外]

ドイツ 2019年の暫定NO2濃度値を公表。削減傾向は継続中。

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2020.02.21 【情報源】ドイツ/2020.02.11 発表

 ドイツ連邦環境庁(UBA)は、2019年の大気質に関する暫定データを公表した。これは、連邦州政府とUBAの暫定測定値を評価したもので、大気中の二酸化窒素(NO2)濃度は前年比で減少しているという。NO2濃度の年間平均値が上限値(40マイクログラム/m3)を超えるところは約20%となり、2018年の42%と比べると大幅に削減した。交通量の多い道路沿いの測定地点ではNO2濃度は3マイクログラム/m3減少しており、これは速度制限や低公害バスの導入といった地域での対策、ソフトウェアの更新といった国としての対策、そして毎年のように交換される車両や気象条件が影響を与えたとしている。メスナー連邦環境庁長官は、「これは、環境政策が機能していることを示す。一方で、NO2濃度の上限値を超過している自治体の数は現時点では19、最終的には25から30の自治体において、上限値を超える可能性がある」と述べた。【ドイツ連邦環境庁】

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